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余呉湖の「寿司」ならぬ「鮓」

京都の和食店で「水口さん」といえば

知らない人はいない。

絶大な信頼を得ている魚屋さんだ。

淡路島の自宅を深夜2時に出て明石で魚を積み、

日本一の鯛を京都の「瓢亭」「菊乃井」に届ける。

取材で知り合った水口さんに誘われて余呉湖に旅した。

酒飲み男二人旅。

余呉駅で迎えてくれたのは宿の主人徳山さん。

京都の割烹で修業の後、独立。故郷に帰り宿を開いた。

湖へ・・・

50センチは超える積雪を小学生の息子さんが

雪かきしていた。

煙突から立ち上る煙・・・

雪に溶け込む純白の暖簾。

笑顔で出迎えてくれた女将さん。

そのむこうに温かい灯り。

暖炉だ!051206_1726

余呉湖畔の小さな宿

「徳山鮓」。

そう「寿司」ではなく「鮓」。

どうちがうか?

いわゆる「にぎり寿司」とはちがう、

寿司の発祥、米を発酵させる

「鮓」を手作りしている宿である。051206_1736

こはだのなれ鮓・・・

滋賀で「なれ鮓」といえば

ふなが有名だが、

こちらではふなはもちろん

それ以外にも、

日本海で獲れた魚を「なれ鮓」にしている。

この「こはだのなれ鮓」、

酸っぱさの中に広がる甘み・・・

美味い!これは飲まずにいられないっ!

ビールがいつのまにか米焼酎「十四代」に。

寒ぶなの造りを地元の山で採った天然わさびで。

ふなってこんなに香りがいいのん!?

これも飲まずにいられないっ!

こっぺかに・余呉湖の天然うなぎ・・・

そこへ水口さんが持ち込んだ淡路のうに・明石の鯛

あなごの煮付け・・・もの凄い競演になった!

とどめは地元の猪で「ぼたん鍋」。

味噌だしがいくらでも飲める・・・そうか!

隠し味にニンニクか!

〆はふぐの子茶漬けに、こはだのなれ鮓の頭を吸い物に。

すっかり酔っ払ってそのまま温い布団へ・・・。

翌朝、水墨画のような余呉湖を眺めながらの朝食。051207_0925

さば・シーラの手作りへしこ。

揚げたてわかさぎの

天ぷら。

朝からビールの栓が

どんどん抜かれて・・・。

新大阪から1時間ちょっとで堪能できる酒飲みの天国。

露天風呂がもうすぐできるらしい。

酒飲みの皆さんこれは行かずにいられないっ!はずだっ!

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パッパの明るさはお祝いにむいている!

051205_2205_6

大阪市西区新町の

「トラットリア・パッパ」。

素材フェチのシェフ

松本さんが

豪快に仕切る店。

魚、野菜が

べらぼうにうまい!

「寿司屋か!」とつっこむほどカウンターに

うまそうな魚が並ぶ。

周平夫妻とお祝い飯会。

蛤に上には蕪のあわあわムース。

初対面の周平夫人(聖美ちゃん)、やや緊張気味だったが

食べたことの無い食感に「ムフフ~」と笑顔に。

相変わらずうまいカルパッチョ。

メインのしろぐじの鱗は立っていた。

カリカリ カリカリ

そしてデザート。嫁はんも僕も周平も聖美ちゃんも欲張った。

(欲張った順)

巨大プレートに山盛りのドルチェ。

新郎新婦の、全然似てないが可愛い人形。

イタリア語「結婚おめでとう~!」と書かれたチョコ。

聖美ちゃん「春菊のジェラートおいし~!」とまたまた笑顔に。

スタッフ、居合わせた客みんなが拍手してくれた。

「おめでとう周平、聖美ちゃん!」

「パッパ」のお祭りのような明るさはお祝いにむいている。

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愛する同級生が焼く鶏は・・・

「魔法のレストラン」スタジオ収録。

月に1~2回だが、

緊張感、集中力が最も必要とされる1日。

収録後、午後11時過ぎ。

疲れた~。今日も1日頑張った!

僕は常に自分で自分を褒める事にしている。

「お祝いしてくれへん??」

今朝関空に着いたばかりの本Pがみんなを誘う。

「薬師寺音舞台」がアジアテレビ番組賞の

最優秀番組賞を受賞したのだ。

本Pは演出・プロデュース。さらりと凄いことをやる

我々の頼れるボスだ。

かくして本P・やよ・阿部っち・範子・梶やん・僕の

不思議なメンバーで京橋の「うずらや」へ。

主人・宮本幹子。

「ビストロ・ヴァンサンク」でフレンチの修業をしていたが

「やっぱり鶉は炭火で塩やろ~」と独立、開業。

大阪で最も予約の取れない焼き鳥店にした豪腕!

フレンチ「ブラン」~今、話題の豚ホルモン「白頭園」も!

最も頼れる料理人友達。同級生。34歳。

僕より少しだけ男前だ。

比内地鶏造り・焼き物・食べたこと無い野菜・・・

(詳しくはそのうち・・・肝心の名前いつも忘れますねん)

ビールから芋焼酎へと。

「今夜は3杯~よろぴく~!」

幹ちゃんにおまかせで頼む。

とっておきの芋をええころあいで順番に選んで出してくれる。

「おかわり~!」「あれ!?3杯言うてたやん!」

「4杯目おかわり~!」「6杯目です!!」

お約束の漫才が続く。

ちょろり&てらっちの新婚夫婦も合流した。

さらに盛り上がる。

「3杯目おかわり~!」「減ってるやん!!」

うずらやに来ると必ず酔っ払う。

ガキの頃の秘密基地。

連れと遊んだ懐かしさがここにはある。

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高橋さんとラーメン

大阪・此花郵便局の前、デイリーヤマザキの横の路地を入る。

住宅地にポツンと灯る青い看板・・・

醤油そば「一信」。

黒小麦を使うので麺は黒く「和そば」っぽい。

豚骨・鶏ガラ・モミジに昆布とイリコを合わせたダブルスープ。

自家製チャーシュー・煮たまご・小松菜。

住田さん夫婦が実に真面目に、真剣にラーメンに取り組んでいる。

久しぶりに訪れた。

美味い。ここに来たら僕は必ず汁まで飲み干す。

スープを残さず飲み干せるラーメンはここ「一信」だけだ。

さりげなく出てくる漬物。柚子の香りが効いている。

ビールをぐびり。

あまから手帖の副編集長高橋さんの話になった。

秋に突然倒れられ、先月亡くなられた。36歳。若すぎる。

ラーメン部長といわれるほど「ラーメン」・・・「食」を

愛する人だった。ここのスープのようにやさしく、清く、澄みきった人だった。

「追悼の思いを込めてそこに、ほら、あまからで取材してもらった

記事と合わせて高橋さんの名刺を飾っているんです。」

住田さんの思いに泣きそうになった。

高橋さんの名刺に手を合わせ、店をでた。

風は冷たかったがコートの中は温かかった。

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